機能とPS3

ブルーレイディスクはさまざまな魅力がいっぱい詰まっていますが、この大容量を活かしたソフトが、もうすでにいくつか発売されています。具体的には、本編の再生中にも、画面の下部にチャプターが表示されます。また、作品によっては、大容量のブルーレイディスクの特徴を活かして、DVDの封入特典として付いていた小冊子などを、静止画ファイルで収録しているものもあります。また、見たいシーンだけでなく、字幕や音声、そして特典なども、再生している途中に選択することができます。

もう1つのブルーレイディスクだけの機能は、「ピクチャー・イン・ピクチャー」というものです。見たいシーンを選んで、そのシーンへ飛んですぐに見ることができます。これは、再生している画面に、もう1つ別の画面を表示させることができる機能です。

音声データを圧縮しないで収録することによって、迫力のある高音質サラウンドを楽しむこともできます。ところが、ブルーレイディスクでは、本編を再生している間でも、同時にチャプターを再生することができるのです。例えば、あるシーンを再生しているときに、もう1つの画面で、その作品の解説や、そのシーンのメイキング映像などを見ることが可能になります。

サラウンドデータを非圧縮で収録可能なのも、大容量のブルーレイディスクならではです。実際には、まだこの機能を用いられた作品はあまり出回っていませんが、今後、このように進化したソフトが徐々に増えてくるでしょう。これまでのDVDでは、本編とチャプター画面が分かれており、チャプターを選択するには、本編の再生を一端停止して、チャプター専用画面へ進む必要がありました。

PS3とブルーレイ

PS3と同じ水準のDVD・ブルーレイディスクの再生機能が備わったプレーヤーを発売しようとするなら、安くても10万円近い価格になってしまうでしょう。現在では、数万円で購入できる安価なDVDプレーヤーはありますが、安価なブルーレイディスクプレーヤーは国内市場では販売されていません。PS3は、ゲーム機としては、抜群の高性能に引けを取りませんが、価格が高すぎると指摘されることもあります。

2007年末より、ブルーレイディスクレコーダーの売り上げが、急激に上がってきており、高画質・高音質を楽しむことができるブルーレイディスクのソフトも、着実に発売タイトル数が増加しています。しかし、ブルーレイディスクレコーダーの価格は、10万円以上と高めなこともあり、それほど一般的にはなっていないようです。

むしろ、「安過ぎる」と言っても良いでしょう。そこで注目して欲しいのが、ブルーレイディスクドライブを内蔵しており、ブルーレイディスクソフトをリーズナブルに再生して楽しめる「プレイステーション3(PS3)」です。

今の段階では、15?20万円前後やそれ以上の価格の高級モデルばかりです。ただ、ゲーム機としてだけで捉えるのなら、安いとは言えませんが、ゲームを楽しむ以外にも、DVDやブルーレイディスクを再生できたり、その他にも、静止画や動画、音楽の再生ができたりと、総合的なAVプレーヤーとして見ると、決して「高い」とは言えないと思います。